天珠は、チベットで数千年前から霊力を高める霊石や神の石と崇められ、古代からチベットに伝わる聖なる守護石になります。

遠い昔、悪霊が蔓延したヒマラヤー帯で疫病が流行し、それを哀れんだ金剛玄母 (ドルジェパグモ、バジュラバラヒ)は、疫病を消滅させるために天上界で修法を行い、天から地上に法珠を授けました。この天珠を持った者だけが疫病を免れ、災難から逃れられたと言われています。

チベットでは、天珠は天から降ってきた生命のある霊虫だという伝説があり、霊力を持って災厄を逃れ、富財あらゆる幸運を招くと信じられ、代々家宝として受け継がれ大切にされています。紋様が持つ不思議な力と磁場で、魔を断ち、罪障や厄難を除き、財運を呼ぶ力を秘めていると古えより言い伝えられています。

1994年4月に名古屋航空で中華航空機墜落事故が発生しました。乗客乗員271人中264人が亡くなった悲しい大惨事…。その中、生存者の台湾の方が「天珠を身に付けていたおかげで助かった」と話されたことで、持ち主を守った天珠の噂が世界中に広まり人気となりました。

未だ科学では天珠に霊力があるのか証明はされていません。しかし、天珠には磁場がありこの磁場が血圧を安定させ、精神を安定させ、集中力を増し、気を増幅させると言われています。凶を避け、天と地の霊気を吸収し、財や富、福運や吉運を招くのも、磁場が引き寄せるからだと言われております。

天珠は、瑪瑙、玉髄、カーネリアンなどを円筒形に加工し特殊秘法の腐食加工を施し染料を浸透させて、仏教的紋様を高温で焼き付けて作ります。1つ1つの模様にそれぞれの意味が込められています。

神秘に満ちたチベット天珠。

最強のお守りとして身につけてみてはいかがでしょうか^^