十二眼天珠とは、八方位に天地日月を加えた天の十二守護神、医療の佛である薬師如来の十二紳将の加護を表し、豊作、事業の成功、名声、名誉、金銭、健康、元気な老後など大満足をもたらすと言われている天珠です。

薬師如来を護る十二体の武神を意味しています。
【 十二神将 】
◆宮毘羅大将(干支：亥)
・十二神将の中でも筆頭にあげられる水運の神で、一般的には「金毘羅様」の名前で知られています。全ての人々に満足する衣服を与え、心を慰める衣服安泰とされています。
◆伐折羅大将(干支：犬)
・全ての人の食事にまつわる苦悩を取り除き、飢えや乾きのない健全な食を与える飲食安楽と言われています。
◆迷企羅大将(干支：酉)
・降りかかる災難や苦悩から、人々を解放することとされています。
◆安底羅大将(干支：申)
・心の中の余計な感情を取り去り、健全な精神を得るための助けをする精神安定と言われています。
◆額爾羅大将(干支：未)
・男女和合とされ、女性であることの修行上の不利益を取り除いてくれます。
◆珊底羅大将(干支：午)
・全ての人々の病気や苦しみを取り除き、安楽を与えるとされています。
◆因達羅大将(干支：巳)
・貧窮多苦人々も含め、全ての衆生の身体上の障害をなくすこととされています。
◆波夷羅大将(干支：辰)
・規律厳守で全ての人々を日々精進させて善行を促すとされています。
◆摩虎羅大将(干支：卯)
・全ての人々を大乗仏教の正しい教えに導くとされ、悟りを開くことを助けると言われています。
◆真達羅大将(干支：寅)
・人々の願いを叶え、必要なものを手に入れられるよう無尽の施しをすることとされています。
◆招杜羅大将(干支：丑)
・人々の善行を助け、悟りの境地に導くと言われています。
◆毘羯羅大将(干支：子)
・衆生の善行を助けて苦悩を解くとされています。