12月の誕生石としてしられているターコイズは、人類との関わりが最も深い石の一つであり、古代エジプトの王墓やインカ帝国の財宝の中から、装飾品に加工されたターコイズが多く発掘されています。

ペルシアでは、すでに6000年前から使用されてきたそうです。

ターコイズの深い青色が空や海などの大自然を想起させるため、ネイティブアメリカンなどの部族は、この石を「大自然の力の象徴」や「大自然を作った天の神々の宿る石」と考え特別に神聖な存在の石であったと伝えられています。

またナヴァホ族は水不足になると、この石をすりつぶして粉末にし文様を描き雨乞いの儀式の用いてたと伝えられています。

こうした逸話が別名である「スカイストーン(ベニトアイト)」の名前の由来とされています。

世界各地でターコイズは「旅人を守る石」としても人気があり、持ち主に危険が及ぶと石の色が変わったり、ヒビ割れを起こして危険を知らせるという伝承もあります。

トラブルや災難を回避したい時、安全な旅行のお守りとして、また人生の守護石としてオススメです。

またこの石は「友情を深める石」とされ、お世話になっている人や、大切な友人などにプレゼントすると、心と心の絆を深めてくれるといわれています。