タイガーアイは「リーベック閃石」と呼ばれる角閃石の繊維状結晶が、珪酸分で固まったもので、その繊維はアスベストでクロシドライトに分類されます。

アスベストと聞くと不安がありますが、タイガーアイ自体は珪酸で固まっているため心配はありません。

クロシドライトが酸化して金褐色や黄金色に変化したものをタイガーアイと呼びます。

タイガーアイは光の反射によって、虎の眼のようなシャトヤンシー効果がみられるため「虎眼石」という日本名がつけられています。

古代エジプトでは「幸運を招く聖なる石」としてタイガーアイを神々の像の眼にはめ込み、大いなる視野を表したとされています。

また古代ローマ人は「聖なる霊力」をもたらす強力な護符として身に着けたといわれており、「眼」に関係のある病気の治療に用いられたほか、頭痛などを軽減させる効果もあるといわれています。

タイガーアイは特に金運や仕事運を高めることで知られていて、そのカラーや模様などから男性でもつけやすく、老若男女問わず人気の高い石です。

試験や資格取得、スポーツの試合などの勝負や目標達成までサポートし、成功に導くといわれています。

古くより虎の眼のごとく「すべてを見通す眼」と考えられてきたため、洞察力を高め本質を見抜く力が高まるといわれています。

また、悪いエネルギーや不幸な運気を跳ね返す魔除けのお守りとしても、効果があると伝えられています。