ティファニーストーンとは、石の模様が室内装飾で名を馳せたティファニー社の創業者の子息ルイス・カムフォート・ティファニー氏のステンドグラス工芸を連想させることから名付けられました。

この石はアメリカ大陸・ユタ州にあるトーマス山脈周辺でしか産出されない混合石で白からピンク、紫系のカルセドニ・オパール・フローライトなどが混ざり複雑な模様を作り出しています。

フローライトがオパール化してできるという組成から「オパライズド・フローライト」と呼ばれます。

鉱山の地下に、多くの種類の石成分が溶け込んだ地下水が集まり長い間に火山の熱で山を移動しながら沈み込むという過程を繰り返したものと考えられています。

また見た目の可愛いらしさなどから「アイスクリーム・オパライト」という甘く愛らしい呼び名もあります。

ティファニーストーンは「芸術家の守護石」とも呼ばれ、持ち主が潜在的に持っている芸術的な才能を開花させて独自の表現が出来るようにサポートしてくれるといわれています。

またセンスを磨いたりインスピレーションを与えたりする力を持っているとされるほか「自由に生きる希望や力」という意味もあるので、芸術活動をしない人たちにもサポートしてくれるとされています。