タンザナイトは青色をしたゾイサイトで正式名称を「ブルーゾイサイト」といいます。

1957年に東アフリカのタンザニア、アルーシャ地区にあるメレラニ鉱山で、ルビーを探していたマニュエル・スーザにより発見されました。

タンザニアの夕暮れ時の空を思わせるような神秘的な青いゾイサイトは、20世紀最大の発見といわれました。

タンザナイトの名前は、有名なジュエリーファッションの老舗、ティファニーによってつけられたコマーシャルネームです。

この石は現在に至るまで、メレラニ鉱山以外で発見されたことのない非常に神秘的な石です。

メレラニ鉱山はキリマンジャロ山の麓にあり、商業用として採鉱する地球上でただ一つの場所であり、数千名の労働者が機械により地中100メートル以上を掘削して、タンザナイトを採取しています。

12月の誕生石としても有名なタンザナイトの特徴は「多色性」で、見る角度によって青や紫に変化するため、古来より「先見の明」があるといわれ「自己啓発を促す石」として古代ケルト民族の間では「霊力を持つ石」として儀式に用いられていたそうです。

この石は持ち主の知性を高め、冷静で正しい判断力と決断力を与えるとされています。

また先見の明があることから、自分が進む道、目標や夢を叶えるまでに登場する多くの選択肢をしっかり見極め、人生をより良い方向に導くとされています。