ルチルクォーツとは水晶の中に針状の鉱物である「ルチル」が内包されたもので、正式名称は「ルチルレイテッドクォーツ」といいます。

石の内部にルチル(二酸化チタン鉱物)が入り込み、水晶の成長に伴って引っ張られるように針状に伸びていく成長過程が見られます。

「タイチンルチルクォーツ」は、ゴールドルチルクォーツの中でも太い金針が、板状に入ったものとして分類され、鮮明度が高く内包されているルチルの量が多いものが、希少で価値が高いものとされています。

特に中国では代々家宝として大切に受け継がれ、中でも華僑の人々から「タイチン」を「太金」と呼び大変人気があり、事業を成功に導くお守りとして重宝されてきました。

この石は中国歴代の皇帝やエジプトのファラオ、ローマ時代の貴族たちにも好まれたことから、豪富だけが持つことができる宝石だったと伝えられています。

現在ではヨーロッパでも人気が高まっていて、高級ブランドのアクセサリーショップなどでもタイチンルチルクォーツのジュエリーなどが取り扱われています。

タイチンルチルは、財運、金運、仕事運、全てにおいて最高のパワーがあるとされ、判断力を高めるとされているので、大事な商談や交渉事にパワーを与えてくれるとされています。