• パイライト / Pyrite
  • 黄鉄鉱おうてっこう

パイライトは火山活動の活発な場所で形成された硫黄と鉄分で構成される硫化鉱物の一種で、1868年にアメリカの鉱物学者、ジェームス・デーナーによりラテン語で「pyrites(火打石)」から英語の「pyrite」と名付けられました。

もともとはギリシャ語で「火」を意味するパイが由来とされ、かつて火打ち石として用いられていたこの石は、暗闇を照らす炎のように「先見の明」を与えるといわれています。

また15世紀に造られたホイールロックという火打石式の銃の撃鉄部分にパイライトを使用していました。

この石は「金」と間違えられることも多かったことから「Fool'sgold」という俗称があり、愚か者の金や馬鹿者の金という意味があります。

ですが20世紀初期では「マルカジット」というダイヤモンドの代用のジュエリーとしてロンドンを中心に爆発的な人気があったといわれており、現在でも「マルカジット」はアンティークジュエリーとして人気があります。

中世ヨーロッパの哲学者、アルベルトュスの鉱物書には「この石をきつく握りしめると、熱を帯びて火傷を負わせる」と記載されているほどパワーが強く、火のような情熱と活気をもたらし、危険や災難を避け持ち主を守るとされています。

他の鉱物内に混入していることも多く、例えばラピスラズリに見られる金色の粒もパイライトです。

世界各地のシャーマンたちが再生の護符として、この石で呪術用の鏡を作ったとも伝えられています。

  • 邪気を払う
  • グラウンディング効果がある
  • マイナスのエネルギーから守る
  • 思考を活発にさせる
  • 意思を強固させる
  • ビジネスチャンスに強くなり成功に導く
  • 筋肉の疲れを和らげる効果がある
  • ストレスを軽減し心身を安定させる

チャクラ


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