プレナイトはみずみずしいマスカットのような色合いをしていて、斜方晶系の水晶で微量の鉄分によりフルーティーなマスカットグリーンをした色合いがでます。

稀にプレナイトの中に黒い針柱状の「エピトード」という鉱物が内包していて、成長過程で他の鉱物の影響を受けながら大きくなってきた事がわかります。

発見される際、葡萄の房のようになっている事が多いため和名で「葡萄石」と呼ばれています。

火山岩の割れ目や空洞に沸石や方解石、エピトードを伴て採掘される事がほとんどですので、加工せず売っているところに行けば他の鉱物と一緒になっている葡萄状の物を見る事ができます。

プレナイトはオランダの鉱物収集家で軍人のヘンドリック・フォン・プレーン大佐が、南アフリカの喜望峰で発見したことが名前の由来とされ、鉱物名に個人の名前が冠された最初の石といわれています。

プレナイトは「真実を見極める石」と呼ばれていることから、多くの選択肢の中から正しい情報を見つけ、不要なものを除く断捨離のような効果があるといわれています。

また感情を整え忍耐力、判断力を高め信念を貫けるようサポートしてくれます。

また健康面においては体の不調を整え美しさを引き出すとされ、食欲の減退と疲労回復に効果があるといわれています。