• ラピスラズリ / Laois-Lazuli
  • 瑠璃るり

ラピスラズリは和名を「瑠璃」といい「聖なる石」として紀元前から崇められてきました。

石を意味するラテン語で「Laois」と青や空、天を意味するペルシア語(アラビア語)の「Lazward」が由来とされています。

この石は「ラズライト」「アウィン」「ソーダライト」「ノーゼンライト」が集合したもので、特に「ラズライト」と「ノーゼンライト」が多く含有すると深く美しい色彩のラピスになり、黄金色のパイライトや白色のカルサイトなど斑点として見られます。

現在、アフガニスタン、チリ、ロシアはラピスラズリが多く採れる世界三大産地であり、世界一の産出量を誇るアフガニスタンは高品質のラピスラズリが採れるサリ・サング鉱山があることで有名です。

紀元前から神聖な青色の石として世界各地で重宝され愛と美の女神アフロ―ディーとも関係が深く恋人の守護石とされました。

エジプトではツタンカーメンの王の棺にも使用されており日本では「瑠璃」として伝わり仏教において貴重な七宝の一つです。

1984年のアフガニスタンの内戦で、政府がラピスラズリを大量に西側諸国へ売却したことで過剰供給となり、市場で安価で売られる歴史もありました。

顔料で「ウルトラマリン」というものがありラピスラズリを原料として作られています。

最初にアフガニスタンの寺院で使われ、クレオパトラのアイシャドーにも使用されています。

また青い画材の中で最も高級で高価な顔料であり多くの有名芸術家たちに愛されました。

中でもフィメールの使用は有名で「フィメール・ブルー」と呼ばれ、名画「真珠の耳飾りの少女」で使用されています。

他にもレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」にも使われています。当時アフガニスタンでしか採掘されなかった為希少であり、海を渡りヨーロッパまで運ばれていたので金より価値があるといわれ「はるばる海を越えてきた」という意味のウルトラマリンと名付けられたそうです。

 

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チャクラ


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