グリーンダイヤモンドの美しいい緑色は、地表近くの岩石に含まれる放射性ウランにさらされ天然放射線に長期間さらされたことにより生まれたとされています。

そのため環境の違いから色合いも異なり、黄色味がかったものから鮮やかな緑色まで様々で、その色合いや品質によって価格も違い、産出量もダイヤモンド全体の2%以下と少ないことから、グリーンダイヤモンドは希少性が高いものとなっています。

中でも世界で最も有名なグリーンダイヤモンド、「ドレスデン・グリーン」は約200年の間ドイツの都市ドレスデンに展示されています。

41カラットもある世界最大のグリーンダイヤモンドであり、インドからイギリス、そしてドイツからモスクワへ渡った歴史から「ホープ・ダイヤモンド」と姉妹のように扱われています。

このドレスデン・グリーンは結晶中に窒素をほとんど含んでいない、歴史上発掘されたダイヤモンドのなかでも極めて希少性の高いグリーンダイヤモンドとされています。

グリーンダイヤモンドは心と体を健康に保ち、平穏へと導くとされています。

また再生や回復という意味があることから、自然治癒力を高め健康を与えてくれる石として人気があります。

安らぎや恵みという意味もあり、これから始まる二人の人生が恵み多きものであるように、という願いを込めて贈られる事も多く、婚約や結婚にふさわしい宝石となっています。