カーネリアンは7月の誕生石で太古より強力なパワーがあると信じられ、この石を持つとあらゆる願いが叶うとされてきました。

瑪瑙(アゲート)と同じカルセドニーの一種で、ラテン語で肉という意味の「carnis」、または新鮮という意味の「carneoius」に由来するといわれています。

古くから世界各地で利用されてきた石で、古代エジプトでは「幸運を呼ぶ石」とされ、紀元前2500年頃のメソポタミア王墓からはカーネリアンの装飾品が発掘されています。

イスラム教ではマホメットが身に着けていたとされ「魔力石」「悟りの石」とも呼ばれるそうです。

また護符として、戦士は「勇気と勝利」のお守りとして大切にしていました。

特に有名なのがナポレオンが好んだ石で、カーネリアンの八角形の印章を常に携帯していたとされています。

カーネリアンは「真実を見抜く石」とも呼ばれていたり、不運や幸いから身を守る護符としてオーストラリアの先住民は使用していました。