グァバクォーツとは、トロピカルフルーツのグァバの果肉に似たカラーをした石英(クォーツ)になります。主な産地はブラジル、マダガスカル等になります。2014年～2015年に発見された新しい天然石になります。

主成分は一般的な水晶グループと同じ石英で、六方晶系に分類されています。珪酸分を含む溶液がマグマ活動によって生まれ、沈殿した後に低温下で生成されるといわれています。珪酸とマンガンの影響によってピンク色の石英になる為、鉱物名称で言えば「ピンククォーツ」となります。近年発見されたため和名はまだありません。

 
グァバクォーツは、石英が主成分のためガラスの様な光沢を持っており、透明度が低いミルキーカラーの柔らかなピンク色が特徴になります。淡いピンクから濃いピンクまであり、黒斑点が入りやすい天然石になります。

色が濃く、色ムラが無い黒点などのインクリュージョンが少ないものが希少性が高く高品質とされています。